植物と動物

NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR Sで彼岸花を撮る

植物と動物

2023.09.24@巾着田, 埼玉県

彼岸花(曼珠沙華)と巾着田

彼岸花(Lycoris radiata)はヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年生(個体として複数年にわたって生存する植物のこと)の球根植物で、土手や路傍等の草地に生育する。和名はヒガンバナだが、特定地域では曼珠沙華(マンジュシャゲ)という別称で呼ばれる。この別称から察するように、中国を原産とする帰化植物である。

彼岸花は、過去には毒性を利用した害獣除けや土手の保護など、農村生活に密着した用途で植えられてきたが、現代では観賞植物としての知名度が高くなっていると考えられる。とくに埼玉県日高市では、巾着田曼珠沙華公園を有料公園として整備し、群生地の保全と地域振興を進めている。開花期には日高市観光協会や商工会が「曼珠沙華まつり」を開催し、西武鉄道との連携によって毎年多くの観光客を呼び込んでいる。

巾着田はその名の通りきんちゃく状の土地が特徴で、日高市内を流れる高麗川(こまがわ)の蛇行によって形作られている。この土地にある彼岸花群生地は、この河川上流から土砂等に混じって運ばれてきた球根が、定着し生育したものによって形成されたと考えられている1。なお、国内における彼岸花は3倍体であり、無性生殖で増えるため、各株の開花時期は重複する。このため、シーズンになると巾着田一帯の彼岸花が一斉に開花し、短い見頃を迎える。その短期間で、年間数十万人規模の観光客が巾着田に訪れているらしい。

ギャラリー

巾着田を訪れたので、マクロレンズであるNIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR Sを使って彼岸花を撮影した。巾着田は三脚や一脚の利用が禁止されているため、全て手持ちでの撮影である。

参考文献
  1. 巾着田管理事務所(n.d.).巾着田について.ひだか巾着田.Retrieved February 28, 2025 from https://kinchakuda.com/ ↩︎
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